気まぐれ相場・投資

グローバルマクロ、チャート、相場についての備忘録

人民元為替フォワード準備金要件撤廃 ドル高に転換??

こんにちは

 

週末のニュースを見ていたら中国が動いてきていました。

 

www.bloomberg.co.jp

 

これは何かというと、以前相場がドル高元安に動いていた際の元安の動きを抑制する措置です。中国の中銀である中国人民銀行(PBOC)が市中銀行に一部の為替フォワード取引で準備金を取引の20%積むことを義務付けさせ、元安サイドの為替予約をとりにくくしてました。

 

ですので今回この義務を撤廃したことで考えられることは以下の2点。

 

①当局が元安への懸念がなくなったか

 

②今回の元高のスピードをけん制する狙いか

 

と考えられます。

 

そもそもこの取引で元安の動きを止められたかというとあまり効果は少ないといわれておりますので、やはり当局の何らかのシグナルととらえるべきでしょう。そして今回は、元高スピードの調整といったとこを狙ってだと考えられます。

https://www.tradingview.com/x/T5mOgGM3/週初のドル人民元を見てみるとギャップしてオープンしておりドル買い再度に振れております。

 

実は以前にもこの義務を撤廃しておりその時はどうなったかというと。

www.bloomberg.co.jp

https://www.tradingview.com/x/yIlS0Qqm/見事にドル高サイドに調整するなどマーケットの転換となるニュースでもあります。

 

ちなみにドルインデックスへの影響を見てみましょう。

 

https://www.tradingview.com/x/xIo8S7C3/

 

同じくドル買い再度に反転してます。

 

今回バイデントレードでドル売りのトレンドが継続している中でのこの発表は一時的になるにしろ相場の流れを変えるものと考えて警戒してみていきたいところでしょう。

 

特に財政期待トレードが進んでおりますが、実際米国での共和党、民主党の歩み寄りは今のところ進んでおらず、トランプ大統領の焦りからの話だけなので財政期待でトレードをするのは危険と考えてます。

 

本日は、ドル、米国休日のため明日から本格的に動き出すでしょうが直近の注目ポイントとして人民元から目が離せないことは確かだと思います。

穏やかな一日、アジア通貨はアウトパフォーム継続。しかし、明日は警戒?

昨日の米株の上昇もあり本日は日経も上昇。全般的にアジア株も全面高となっており悪くない様子。

日経225

https://www.tradingview.com/x/XsYyfz6g/

S&P

https://www.tradingview.com/x/hMCtVr4v/

NASDAQ

https://www.tradingview.com/x/9Z58moga/

 

上記のチャートを見てもわかるように日経は一目均衡表の上をずっと推移し、基準線がサポートとなっており強いですね。ほかの米株もやっと基準線をうわ抜けてクローズしておりいったん調整は終わりを示唆しているように見えます。

 

また、副大統領候補の討論会もあり、こちらはハリス氏有利との話も出てきておりドル売りリスク通貨が買われている状況。

 

 

www.bloomberg.co.jp

 

特にバイデン候補有利となると、対中国政策がマイルドになるとの見方からもここ数日中国元(CNH)、韓国ウォン(KRW)、台湾ドル(TWD)のアウトパフォームが続いております。

CNH

https://www.tradingview.com/x/n9CKelbd/

 

KRW

https://www.tradingview.com/x/PBZ5DdEw/

 

TWD

https://www.tradingview.com/x/lkQsNukW/

 

これらの通貨は、10月に入ってからの合おうとパフォームが続いているはやはり、大統領選討論会でのトランプの失態というか、ギャグみたいな討論会の結果だと思われます。

 

トランプ大統領のコロナ感染というサプライズリスクオフもありましたが、現状はそんなことはどうでもよくなりつつあり、マーケットではバイデン大統領の勝利を見込んだ動きが加速しており、この通貨の達の動きもそれを示唆しております。

 

しかし、この動き実は中国の国慶節の連休中の動きなのです。オンショアマーケットがいない中、オフショアマーケットで人民元高が今進行している状況です。なので、明日から中国の方々が連休からマーケットに戻りオンショアマーケットがオープンするとややこの動きにも調整が入る可能性があります。特に、人民元については国慶節初日から元高が進行したこともあり連休明けは元安方向に中央銀行である中国人民銀行が調整を行うこともマーケットでは警戒されております。

 

ドル安、アジア通貨高、株高という一連の流れもあったため、ここのドル安と株高に人民元で調整がはいるといったん相場全体の勢いも止まる可能性があるため明日の動きには注目してくべきだと考えております。

 

https://www.tradingview.com/x/bCV7mTNU/

 

特に水準的にも、昨年もみ合った6.7000の水準に近付いていることも水準的な心理が働く可能性があります。現状下落トレンドの明確なレジスタンスになっている基準線の6.7900付近をうわ抜けてくるといったんドル安相場も終わってしまうため、年末にかけては引き続きこの人民元というところはチェックしていく必要があるでしょう。

ドル円は直近上値を抜けたがその後は

ドル円相場は基本104円〜106円レンジを想定している相場参加者が多いと思うが今日直近highの105.80を超えて106.11まで上昇している。

 

次のターゲットは日足の雲の上限がレジスタンスとなるかどうかだろう。

 

現状、大統領選を前にトランプ大統領のコロナについてや、追加財政政策についてのヘッドラインで相場は一喜一憂している中で、バイデン氏の当選確率が上昇しているところからバイデントレード、ブルーウェーブを予想したトレードが既に始まっている。

 

そこでドル円がその後どうなるかだが、現状ドル売り、円買いに向かっていくだろうとの見方が多い気がする。

 

しかし、チャートだけ見るとどうなるか。

https://www.tradingview.com/x/pb9MfWbf/

4年前

https://www.tradingview.com/x/hUxTcREl/

4年前のチャートを見比べてみると、日足の雲の下を下げる下落トレンドの形が似ているのがわかるだろう。4年前は10月に雲の上に顔を出し、その後トランプ当選があり上に打ち上がったのは記憶に新しい。

 

今回も見てみるとやはり夏場からの下げ相場が一服し始め、ここの雲を抜けてくると一旦下げトレンドはクリアされ107円108円といった水準が見えてくる可能性がある。

さすがに4年前と同じような軌跡をたどることはないと思うがベアに傾きすぎたドル円相場の巻き戻しも視野に入る水準に近づいていることは確かである。

 

今週から来週にかけてこの一目均衡表の雲を上抜けるかどうか引き続きドル円については重要なチャートポイントになるだろう。無論、本日の上値トライが失敗し日足の雲がレジスタンスとなる軌跡は考えられるので前のめりになりすぎる場面でもまだないだろう。

何とか株式指数は踏みとどまっているというか強く見えるが為替は

先週は、米大統領選討論会がありそしてトランプのコロナ感染とあったが株式市場はパニックにはならず踏みとどまっている。

 

S&P500

f:id:cugatty:20201004212443p:plain

 

ダウ

DWl31oCi (1116×691)

 

ナスダック

https://www.tradingview.com/x/I4NKJoLw/

 

こうして見ても一旦雲の中に入ったもののややボトムを付けて戻してきているので弱くはなさそうではる。

 

しかし、一方で一目均衡表の基準線に触れているものの明確にうわ抜けできていないところを見ると、再度雲割れもまだ展開としてはあり得る。

 

VIX

https://www.tradingview.com/x/JHRT3Xd7/

 

こちらはVIX指数ではあるが、こちらも先週政治ネタがあった割にはまだ雲の中。また9月にあったハイテク株の下落のところも抜けておらず落ち着きを見せている。

 

ここで雲をうわ抜けずに堪えると意外と株も強くなると思われるが、大統領選ネタが続く中でVIXがすぐに抜けるかは難しいか。

 

一方で、トランプ大統領も週末にはなんとか大丈夫との声明は出しており月曜日の波乱はいったんなく落ち着いたものになるだろう。ただし、コロナの症状悪化は一週間遅れで出てくる可能性もあり予断は許さず、ちょうど雲が下りてくる今秋に材料がでてリスクオフに行く流れも十分考えられる。

 

 

そんな中為替であるが、こちらは何ともまちまちな状況。

 

ドルインデックス

 

https://www.tradingview.com/x/7k205g1V/

 

ユーロドル

https://www.tradingview.com/x/cZVVZWbK/

 

ドルインデックスとユーロを見てもわかるが、こちらは方向感はまちまちでどちらにもまだ触れる可能性がある。ユーロで見ても基準線の1.18付近をトライすることもできるし、一方で雲割れまでもう一度試すこともできる。こういったなかで見るとドルの方向感はもみ合いになりそうで、ヘッドラインに振らされながらの相場が今週は続きそうと考えられる。

 

一方ドル円は2016年との比較をしたい。

 

2016年ドル円

https://www.tradingview.com/x/dHZRC6Ir/

2020年ドル円

https://www.tradingview.com/x/ZN8hDO6m/

 

4年前との比較したのは同じ大統領選挙の年だからである。見てみると秋にかけて一目均衡表の雲の下を推移するベア相場が続いているのが同じ展開となっている。

 

4年前は大統領選前の10月に雲をうわ抜け、大統領選での一時的な円高を乗り越えトランプラリーでドル買いが続いたのは記憶に新しい。

 

一方で今年を見ると、7月以降にドル安相場となりじわじわとダウンサイドを狙った動きとなり104円台でなんとか踏みとどまっている。

 

現状を考えれば6月に104.20、9月に104.00の安値を付けており安値を更新しているのでまだ下を狙ってくるファンド等はいそうだ。しかも、先週トランプのコロナ感染で下落が再開しているように見えるドル円は下攻めしやすい材料もある。

 

しかし、一方で株のほうはそこまで下攻めするにはなんとなくまだ力強さが足りないように見える。仮にドル円がここで踏みとどまり、年金等の公的な買いがあるといわれいる中踏みとどまると薄くなった雲をうわ抜けるチャンスは今月いくらでもある。

 

そうなると4年前の相場のような上への戻しを想像するひとも出てきそうだ。

 

今のままであれば、ドル安とややリスクオフ感が漂う中ドル円は下攻めしやすそうに見えるが、下攻めに時間がかかるか、105あたりで踏みとどまることとなれば逆にそれは相当エネルギーがたまっている中ドル円は強い証になるんではないかと思っている。